ビスを打ち込む際にブチルテープ(防水剤：金具についています)を巻き込みながら打ち込みます。
　　穴や隙間からの水浸入をブロックするため、コーキング材を塗布します。
　　三菱の場合、防水シート、コーキング材、取付金具のブチルシート、木ネジパッキン部分による4重防水処理により、
　　雨水の侵入を防いでいます。

　　※ 防水対策はメーカー毎に違いますが、使用する金具や防水処理にさまざまな工夫が盛り込まれています。
　　※ メーカー純正部材を使いマニュアルに従った施工をしていれば、雨漏りの心配はまずありません。

　　電気工事の場合、脚立をもって室内へお邪魔しますので壁や床を傷つけないために養生が必要です。
　　万が一の落下物をさけるために、屋根工事の際、車の移動をお願いする場合があります。

　　太陽光発電は非常に寿命の長い商品です。
　　防水のための金具の(カット)コーキング材や配管に使われるパイプなど良い材料を使わなければ、
　　経年劣化でトラブルの原因になります。
　　見えにくい部分にこそ手間をかける必要があります。

　　屋根の広さぎりぎりいっぱいまで設置しているお宅をみかけます。
　　中には屋根から太陽光パネルがはみ出している場合があります。
　　これでは点検をするのも困難ですし、それ以前にメーカーの施工基準も逸脱しているので
　　メーカー保証はどうなっているのか心配です。
　　きちっとした採寸と設計がなされていればこのようなことはけっしておこりません。
　　※事前の現場調査にきた職人に色々質問されると良いと思います。はしごの登り方にも注目です。